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福井県勝山市野向町の介護施設「デイケア野向の舎(いえ)」で12日、看護師の女性(56)が施設内に入り込んだクマに襲われ、胸や頭などに3週間のけがを負った。クマは施設内に閉じ込められていたが、13日午前9時ごろ、地元の猟友会のメンバーに射殺された。
勝山署などによると、クマは12日午前7時15分ごろ、施設に出勤してきた看護師を襲った。看護師はけがを負いながらも施設の出入り口を閉め、同市がはちみつなどを入れたおりを設置していた。 ところが13日早朝になってもクマは捕獲されず、午前8時前から猟友会のメンバーら6人が施設内に入り、施設1階の部屋の天井のすき間に入り込んでいたクマを発見、射殺した。クマは雌で3歳ぐらい、体長約120センチ、体重約58キロだったという。 施設の担当者は「2日目を迎えてどうなるかと思ったが、発見されてほっとしている」と話していた。 PR |
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