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中堅・中小ものづくり企業を応援する産経新聞社の「がんばれ!!ものづくり日本 関西情報サロン」第12回会合(近畿経済産業局後援)が27日、大阪市中 央区のホテルニューオータニ大阪で開催された。今回のテーマは3D(3次元)映像とセンサーの先端技術を紹介する「3D映像、センサー技術と中小企業」。 講師らは中小企業の既存技術にこれらの先端技術を加えると、事業の将来性が飛躍的に高まることを強調した。
会合には、企業経営者や研究者ら約40人が参加した。情報通信研究機構(NICT)の吉田俊介専攻研究員はテーブルの上に立体映像が浮かび上がり、メガ ネなしで3Dを楽しめる「エフ・ビジョン」を開発した経緯と事業の可能性を説明。「さまざまな技術を持つ中小企業のアプローチが加われば、これまでにない 映像技術が生まれる可能性がある」と述べ、電子機器や光学機器、樹脂加工などを手がける企業に幅広く連携を呼びかけた。 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の野間春生・知識応用研究室長は腕時計サイズのウェアラブル(着用可能)センサーと、センサーを使ったネットワー クシステムの開発、実用化に力を入れている。このセンサーを使えば、ベテラン看護師の看護技術やベテランドライバーの運転技術を客観的なデータとして数値 化し、若手に伝承したり、エラーにつながる動きを評価したりといったことが可能という。野間室長は「工場やファミリーレストランなどでの活用も考えられ る」と、事業化できる分野の広さを強調した。 PR |
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