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北京市の世貿天階で10日、あるファッションブランドが主催した「世紀のキス」と題する、約1000人の男女が同時にキスするというイベントが開催され た。「壮観」な眺めになるはずだったが、一部では、男女がペアになっているだけでキスしようとしない集団が散見されたという。その集団は学生のバイトで、 このイベントのために1人当たり25-50元で雇われたという。新京報が伝えた。
当日午前8時ごろ、すでに数十組のカップルが会場に姿を現し、10時を過ぎると、参加者は500人に膨れ上がった。イベントでは、男性がセーラー服(水 兵の軍服)、女性が看護師の格好で、それぞれ抱き合い、キスをするという趣向。海兵と看護師による有名な「V-J Day Kiss(戦勝記念日のタイム ズスクエア)」を再現しようとしたものだ。 しかしキスが始まっても、一部では、軽く抱き合いはするものの、キスをするでもなく、左右をきょろきょろうかがう男女が続出。そうした男女に現地メディ アが取材したところ、いわゆるサクラであることが発覚した。サクラの一人である、ある男子学生は「(隣の子は)さっき知り合ったばかりの子。キスなんてで きないよ」などと語っていたという。「会場に来るだけで良いって聞いていた」ともしている。 この事態について、主催者側は運営を代理店に任せていたため全く関知していなかったという。参加者はインターネットを通じて募集、参加者には、1万元 (約12-13万円)以上の価値のあるネックレスなど10の抽選プレゼントを用意したという。主催者は「(サクラを)雇うつもりもなかったし、その必要も なかった」とし、運営代理店が、「当日の実際の来場者が見込みよりも少なくなったため、焦って人を集めたのではないか」としている。 現在までの報道では、主催者の会社名や、代理店の名前も公表されていない。雇われた学生たちも、自分の雇い主が誰なのかが良く分かっていない状態だとい う。本来ロマンティックだったはずの「世紀のキス」イベントがとんだ茶番となってしまったようだ。(編集担当:鈴木義純) PR |
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